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この度は本ページをお読みいただき誠にありがとうございます。
これからあなたにご紹介する方法は私が直接体験、経験し、創り上げたシステムです。
初めまして、堀部伸孝と申します。どうぞよろしく!
あなたの今後の資産形成のため、是非最後までお読みくださいね。
このシステム、簡単にご説明することは可能ですが、恐らくご理解が難しいのではないかと思います。内容は凄く簡単なのですが、簡単に説明しては納得出来ないことは往々にしてよくありますよね。
ですから、私が考え経験した全てを時系列に沿って具体的にご紹介しながら、その説明をさせて戴こうと思います。
それから、お話を始める前にこの内容は、既に2004年の5月から7月までと、2004年12月から2005年4月まで、更に2005年10月から12月までの計3回、メールマガジン配信スタンド「まぐまぐ」より、無料メルマガとしてご紹介いたしました。延べで16000人以上の方にご購読戴いた内容です。
●プロローグ
私は大学を卒業後、某コンピュータメーカーのプログラマーとして働いていました。
入社当時落ちこぼれの私でしたが、同期が次々に根を上げて退社して行く中、ただひた向きに仕事に打ち込みました。この仕事以外全く考えられなかったからなのかもしれません。
気が付くと10年、ベテランの域に入り、それなりのポストを得ていました。もう直ぐ年収レベルで1000万円に手が届くと言う頃でした。あんなことが起こるとは。
多少余裕ができた私は、マンションを買ったり、海外旅行に行ったりと仕事もプライベートもエンジョイ出来るまでになっていました。
しかし、幼いころの家庭環境は決して裕福とは言えず、その為か豊かさへの「こだわり」が自分でも人一番強いと感じていました。
「いつかリッチになってやる!」「必ずリッチになって見せる!」そんな事を日々考えていたのです。
そして、この物語の始まりは、日韓ワールドカップを翌々年に控えた2000年までさかのぼります。
それでは、どうぞリラックスしてお読みください。
あなたを成功へと導く物語の はじまり、はじまり・・・・・。
●01 怪しい韓国人
西暦2000年、この年会社の慰安旅行が韓国ソウルに決定しました。
実は私は大学卒業時、研究室の仲間と韓国旅行を計画していました。
ところが当時韓国では疫病であるコレラが大流行しており、その予防接種手続きの遅れから已む無く断念した経緯がありました。
うれしさの余り飛び上がりました。行こうと思えば行ける国でしたが、学生当時の想い出と一緒に忘れ掛けていた憧れが蘇ったのです。
全く不思議としか言いようがありません。はじめていく韓国の地に何か懐かしささえ憶えていたのです。
ソウルに降立った我々一行は、イテウォンと言う街にあるホテルキャピタルに宿をとります。
自由行動となった二日目の午後、ガイドブック片手に同室の先輩と一緒に街を散策に出掛けようとホテルのロビーで「行動予定」を練ります。
もちろん全くわからない土地。しかも言葉も通じない土地。
充分に調べ上げて行っても、やはり不安は拭いきれませんでした。
考えていても始まらない。私達は先ずはタクシーに乗ることに決め、ホテルの玄関を出て、タクシー乗り場に身を置きました。
ちょうどその時です。
私達の様子を見て、近づいて来た一人の韓国人がいました。
「何か困っているんですか?」
髪は茶髪、黒のワイシャツにプレスの効いた黒のパンツ、エナメル調の靴は、いかにも高級そうに鈍く光っています。
胸のボタンは三つ目まで開き、その間からは太い金のチェーンがチラついて見えました。
気のせいか、眼つきも鋭く、顔の輪郭もシャープな感じで、まるで鋭い刃物の様な印象です。
私達は、前日空港からのバスの中で説明された「韓国での観光注意事項」を思い起こさざるを得ませんでした。
☆貴重品は持ち歩かない
☆夜は1人で外出しない
☆タクシーのメーターは必ず使用することをチェック
そして、一番注意をされたことは、
★知らない人に声を掛けられても無視をする事。
オ、オー、出たな! こういう輩に気を付けなくてはいけないんだ。その韓国人の問い掛けに、こうとっさに判断し、同行の先輩と無視をし続けました。
「案内しましょうか?」
私達は内心( 自棄にしつこいなー。日本語も達者だし。怪しい。と言うか危ない。絶対に話に乗ってはいけないんだ。あー、早くタクシーが来ないかな。こんなのに捕まったら、もう二度と帰れないかも・・・ マズイよなぁ〜 )
そんな考えが頭の中を駆け巡っていました。
「タクシーを待っているだけ」
吐き捨てる様に、素っ気無くそう答えます。そう、早くどこかに行って欲しかったのです。
季節は夏真っ盛り、だいぶ日は傾いていましたが、立っているだけで汗が首筋から背中へ伝い落ちていくのが解ります。セミの声が異様にうるさく、暑さを助長するかの様に響いていました。
男は諦める様子も無く色々と話し掛けてきましたが、私達の耳には全く届いていませんでした。
何とかこの場を切り抜けなくては!
「タクシーを待っているだけ」 私達はまるで夏の虫でも追い払うかのような無愛想な言葉を吐き捨てていましたが、現実には追い払うどころか、逆に丁度子供の虫取り網に狙われているセミと同じ心境でした。
息を潜め、身動き出来ず固まって、その場をしのぐのが精一杯だったのです。
「何処から来ましたか? 東京? 大阪? ・・・」
男は私達を観察するかの様に、話し掛けてきます。
その間、数分位だったでしょうか? やけに長く感じました。
やっと待っていたタクシーが来て、乗車できた時には、先輩共々安堵の溜息を漏らした程です。
「さっきの韓国人怪しかったな」
「そうですよね、見るからに怪しかったですね。ああ言うのに気を付けなくちゃいけないんですよねぇ」
タクシーに乗って運転手さんに行き先を告げると、先輩とこんな会話をしました。
食事をする場所に着いてからは、別グループの社員とも会い、お酒を飲みながら先ほどの怪しい韓国人の話題になりました。
一人を槍玉に挙げて、飲んだ席でこき落とす。まして単なる先入観のみで人を判断して・・・。
あの時のことを今冷静に思い起こすと、バカなのはこっちのほうだったのかもしれません。
取り留めもない話をし、酔いも回り、韓国の夜を満喫してホテルに帰って来た私の目に飛び込んで来た光景を見て、絶句してしまいました。
なんとあの男がまだそこに居たのです。
「ま、待ち伏せをしていたのか?」と脳裏を過ぎり、一瞬身構えました。
私はまた無視を決め込むつもりで、フロントに預けたキーを貰いますが、やはりその男が気になります。
顔はフロントのホテルマンの方を向いているのですが、意識は遥か後方の男へ向いていました。
「怖いもの見たさ」
とでも言うのでしょうか。私はゆっくりと、恐る恐る、まるで映画マトリックスのキアヌ・リーブス演じるネオが銃弾を避けるかの様に、ゆっくり、そーっと振り返り、意識の先のその怪しい韓国人へ焦点を合わせました。
吹き抜けの高い天井、大理石を敷き詰めた広い玄関フォールの片隅で、両手をズボンのポケットに入れたまま、その怪しい男が立っているのが見えました。
ところが、妙なことにこのホテルのポーター達が、彼を取り囲む様に集まっているのです。そして、ポーター達はその怪しい男にうやうやしく何度も頭を下げていました。
本当に不思議な光景です。ここ韓国では観光ビジネスに従事している人間は一種のステータスがあると聞いていました。特にホテルマンと言う職業はその花形の職業なのです。
その花形ホテルマン達と怪しい韓国人、しかも構図が全く逆なのです。
会話はもちろんわかりません。
でも、明らかにポーター達は、その男の事を信頼し、敬っている様子でした。
次の瞬間、私はほろ酔い加減も手伝ってか、何か不思議な、言葉では言い表せない何かを感じ、あろうことか信じられない行動に出てしまったのです。
「あっ、さっきの人。まだいたの?」
そうです。こともあろうに、その男に話し掛けてしまったのです。
「ああー、タクシーは乗れましたか?」
「まあ、乗れたよ」
「そうですか、それは良かったですね。 食事は、おいしかったですか?」
「うん、おいしかった」
こんな言葉を取り交わしただけだったような気がします。
どうしてこの時、この男の事が気になったのか未だに解りません。でも、何かわかりませんが感じるものがありました。
「いつ日本に帰るんですか?」
「明後日の午後」
「それなら、明日はどうするんですか?」
「まだ決めていない」
「そうですか。それなら明日の夜一緒に食事をしましょう」
とっさに部屋番号を聞かれる前に別れなければ!
と考え、別れを告げエレベーターへ向かいました。
念のため、エレベーターは、自分の部屋の3つくらい上の階まで行き、階段で降りました。
翌日。
約束は覚えていましたが、まさかあの韓国人が覚えているとは考えていなかったので、早々と街に繰り出すことを同僚と計画し、その夜を迎えます。
昨日と同じように同僚とタクシーに乗ろうとエントランスホールから自動ドアを抜けた次の瞬間です。
時間も場所も約束していないのに、その男はタクシー乗り場にいたのです。
「マ、マッジィ〜」
約束は約束だから仕方がないか。 でも、何であそこにいるんだ。 時間の約束はしていなかったぞ!良く出てくるのがわかったな。っと言うか、不気味だなー。 いや、ちょっと待てよ。 その前にあんなのに関わって何かあったらどうしよう。
無視してこのまま行くか。
それとも引き返して様子を見るか?
迷っている間に彼の方が私達のことを見つけ、声を掛けて来たのです。
「ああ、昨日の人」
そう呼び止められるまで、あっという間の出来事でした。
「ああ、いたの?」
素っ気無い返事。 友人との会話ならきっと絶好です。
恋人との会話なら、別れ際の言葉だったのかもしれません。
「うん。待っていましたよ」
「お金は全然持っていないよ」
「そうですか。別にいいですよ」
「本当にお金は持っていないよ」
「本当にいいですよ。さあ」
言われるがままに、私と同僚は彼の誘いに乗ってしまいました。
マズイ展開になってしまった。いや、危ない展開と言った方が合うかも知れない。男の車は、真っ黒の高級車で、黒革張りのそれはもうそのもの。
人は見た目で判断をしてはいけないといいますが、ここは異国の地。もちろん知らない土地で正確な判断ができない立場です。
こちらが不利な事は誰の目にも明らかでした。
「本当にお金はないよ」
と、後部座席で念を押しながら、クレジットカードを靴の中に入れ、10,000ウォン(約1,000円)だけ財布にしまっておきました。
「何を食べたいですか?」
そう聞かれても、答えが浮びません。
「お酒は好きですか?」
その質問にも答えが出ません。挙句にその男は、
「大丈夫、心配しないで。 必ずキャピタル(宿泊しているホテル)まで送りますよ」
この状況で心配するな、と言われても・・・
男の言葉とは裏腹に、私の頭の中では良くない想像が駆け巡っていました。
同僚と一緒だったのが、唯一の救いです。
しかし、何事も無く食事をして、男は本当にホテルまで送って呉れたのです。
フロントまで帰って来ると急に安心しました。まるでいっぱいに膨らんだゴム風船の口を放した様にシューと今までの緊張感がいっぺんに抜けて行きました。
それどころか、今度は逆に不思議な気持ちが膨らみ始めます。
韓国人しか知らないようなお店で、おいしい焼肉が食べられたこと。
しかも、彼は運転に徹していて自分たちだけがお酒を飲んでいたこと。
こういう場合、良くあるであろう風俗店に誘われたり、何かを強要されたり、物を買わせたり、心配していた事が一切なかったのです。
更には、私は1銭もいえ、1ウォンも払っていない事に気が付きました。
彼は、どういう仕事をして生活しているのだろう?
なぜ、ホテルのフロントの人間が彼に頭を下げるのだろう?
なぜ、あんな高級車に乗っているのだろう?
なぜ、あんなに親切に接してくるのだろう?
何故、何故・・・。
「ありがとう。楽しかったよ。」
名前も聞いていなかった彼に対し、やっと出た言葉でした。
「また韓国に来るときは電話して下さい。」
と言って渡された名刺には、
貿易・観光相談
金 基顕(KIM KI HYUN)
と書かれていました。
この男との出会いが、私の人生のターニングポイントに成って行くことをこの時は知る由もありませんでした。
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